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2011年8月 4日
外観
プルミエ西新宿ビルの外観。当院は、こちらの3階にあります。入り口はビルに向かって右側にあります。小滝橋通り沿いのファミリーマートの向かい、TULLY'S COFFEEの隣(向かい)です。
受付
治療中の疑問・質問、料金のことなど、分からないことがあれば、お気軽にスタッフまでお申し付けください。
待合室
待合室です。当診療所は予約制を採用しておりますので、診療へのスピーディなご案内が可能です。なお、診療所内は禁煙となっておりますので、ご了承くださいませ。
診療室
通りに面した明るい診療室です。患者さんが遠慮せずに何でも話せる診療室づくりを目指しています。また、通りに面して窓がありますが、鏡面加工のため、外から診療室内は見えにくいデザインとなっております。
滅菌環境を整えた医院
当院ではコップやエプロンはもちろんのこと、可能な限りディスポーサブル(使い捨て)を徹底しています。使用するミラーやピンセットは、滅菌パックに入れて、患者さんの前で開封いたします。また、各種滅菌機器を取り揃えております。
コンサルテーション室
コンピューター(Mac)を使って、画像などをお見せしながら説明するときなどは、こちらの部屋を使います。主に初診時と診断時や途中経過のご説明等に使います。気になること、治療への不安などがございましたら、お気軽にお尋ねください。
ここ新宿で、数多くの患者さんを治療してきました
こんにちは。平岡矯正歯科の院長・平岡修です。当院は平成13年に東京都新宿区に開院して以来、多くの患者さんと出会うことができました。
ビジネスマンやOL、学生などさまざまな方が行き交う大都会のなかで、患者さんの心が和む明るい「何でも話せる診療室」を目指しています。遠慮せずにご相談ください。
患者さんの気持ちが理解できる矯正専門医
歯医者という仕事を選んだのは、父親や親戚にたまたま医療に関わる仕事に就いていた方が多かったから。そんな環境で育ったので、ごく自然に医療関係に進み、矯正専門医となりました。
中でも矯正の道に進んだきっかけは、自分自身が大学時代に受けた矯正治療でした。それまでは受け口気味で、食べ物がよく噛めずに苦労していましたが、治療後、よく噛めるようになりました。
ある日、パンをかじった跡の歯型が本当にキレイなアーチを描いているので、びっくりしたと同時に、すごくうれしくて、矯正してよかったなって思いましたね。
実は、私は先生の指示をきちんと守れなかったので、治療が終わるまでに6年もかかってしまいました。あまり優秀な患者ではありませんよね(笑)良いことも悪いことも含めての経験があったからこそ、いま、こうして患者さんの悩みが理解できるんです。
たとえばワイヤーの付け方を工夫して痛みを出にくくしたり、不安や疑問に対して適切なアドバイスをしたり、根気よく治療を継続したり。患者さんの立場に立った矯正治療こそが、私の強みだと思っています。
納得のいく治療は事前カウンセリングから
治療において大切なことは、患者さんとの協力体制です。ドクターと患者さんとの関係は、よく山登りに例えられます。
ドクターは患者さんが進める道を示したり、勇気づけたりする"ガイド役"であり、決して患者さんを背負って登るのではありません。
ドクターが提案した治療方法を選ぶのは患者さん自身です。そして治療計画に従い、患者さん自身がゴールを目指していくのです。
無事、ゴールにたどりつくためには、患者さんへの説明と同意が欠かせません。正しく理解していただくためにも、治療前のカウンセリングを大切にしています。
カウンセリングでは治療に関する悩みや不安、疑問はすべて解決していきます。少しでも疑問に思うことや納得いかないことがあれば、遠慮せずにご質問ください。
万一、患者さんの同意が得られなければ、無理に治療をお勧めしません。同意を得られぬまま治療を進めても、期待通りの治療結果が得られず、患者さんのためにもならないからです。ドクターと患者さんの協力体制。これこそが長年の治療経験から生まれた私自身の哲学といえます。
スポーツで身体を動かすことも、良い治療を提供することにつながっていますね(笑)
私は運動が大好きで、いつも何かしらからだを動かしているんです。
どちらかというと陸上や空手のように、自分自身と向き合うスポーツが好きですね。野球やサッカーのような派手さはありませんが、心とからだの両方が鍛えられ、地道ながらもコツコツと道を極めていく、そんな感覚が楽しいのかもしれません。
また、バイクも大好きで、以前はよくツーリングでいろいろな所に行っていました。風を切りながら走る、あの心地よさと爽快感がたまらないんですよ。いくらバイクが好きだからといって、ケガをすれば診療ができなくなってしまいますので、最近ではあまり走らせてもらえませんが(笑)・・・バイクは自転車よりも安全な乗り物ですよ!
毎日の診療は想像以上に体力が必要ですが、こうして身体を鍛えたお陰で、充分な体力が養われていることを実感しています。
プロフィール
平岡矯正歯科院長/平岡修
【略歴】
1990年3月 東京歯科大学卒業
1993年3月 東京歯科大学矯正学教室卒後研修課程修了
1995年11月 東京歯科大学助手
1996年1月 東京女子医科大学助手(歯科口腔外科・矯正担当)
2001年12月 新宿にて平岡矯正歯科開業
【役職】
東京都新宿区歯科医師会医療管理・警察歯科担当理事
日本臨床矯正歯科医会医療管理委員
CAIC(Clear Aligner International Committee) 認定講師
【所属学会】
日本矯正歯科学会
日本臨床矯正歯科医会
日本顔学会
東京矯正歯科学会
【著書】
クリアアライナーの理論と臨床応用(訳) 砂書房
クリアアライナー入門(著) 砂書房
知っていてほしい矯正歯科治療の基本(著分担) わかば出版
CPAによる矯正歯科治療(著分担) 東京臨床出版
TMDと矯正歯科治療(訳分担) クインテッセンス出版
歯がでこぼこ......(叢生)
●歯の列がでこぼこしていると感じる
●歯に食べカスが残りやすい
「叢生(そうせい)/乱杭歯、八重歯」である可能性があります。乳歯から永久歯への生え代わりがうまくいかなかったり、あごの大きさと歯の大きさのバランスが悪いために、歯がでこぼこに生えたり、重なったりしている状態です。
歯が磨きにくく、虫歯や歯肉炎を起こしやすくなります。歯周病にまで発展すると、若くても歯を失う可能性があります。
受け口で悩んでいます(反対咬合/下顎前突)
●口を閉じると、下の歯列が上の歯列よりも前に出ている
●あごがしゃくれている
●下顎が発達しすぎている
●うまく咀嚼ができない
●言葉が聞き取りにくい、といわれることがある
「反対咬合(はんたいこうごう)/下顎前突」である可能性があります。一般的には「受け口」といわれます。遺伝的な要因もありますが、上唇を噛んだり、舌を突き出す等の癖が原因となっていることもあります。永久歯が生え揃った状態での反対咬合には、矯正以外の治療方法はありません。
出っ歯がずっと気になっています(上顎前突)
●上の前歯が下の前歯よりも、ひどく前に出ている
●上唇が上ったままで、口を閉じにくい
●無理して口を閉じると、口元が不自然に歪む
「上顎前突(じょうがくぜんとつ)/出っ歯」である可能性があります。一般的には「出っ歯」と呼ばれます。前歯の角度異常、上顎が成長し過ぎている、下顎の成長不足、指しゃぶりの癖等が原因となります。また、発育過程で鼻に疾患を抱え、口呼吸になっている子どもにも多く見られる症状です。
噛み合わせが深い(過蓋咬合)
●噛み合わせると前歯が深く噛み込み、上の歯が下の歯を隠してしまう
「過蓋咬合(かがいこうごう)/ディープバイト」である可能性があります。噛み合わせが深すぎる状態です。乳歯を早期に喪失したり、虫歯による奥歯の欠損を放置することが原因となることがあります。
笑ったときに上顎の歯肉が見えてしまったり、下の前歯が上顎の内側の歯肉を傷つけて炎症を起こすこともあります。
前歯がうまく閉じられない(開咬)
●口を閉じても上の前歯と下の前歯の間に隙間ができてしまう
●舌を前方に突き出す癖がある
「開咬(かいこう)/オープンバイト」である可能性があります。子どもの頃の指しゃぶりや、舌を突き出す癖、口呼吸等が原因となります。上下の前歯を閉じても隙間ができるため、前歯で食べ物を噛み切ることが難しく、横の歯で噛み切ることになります。発音しづらいため、言葉が不明瞭で聞き取りにくくなることもあります。
すきっ歯で悩んでいる(空隙歯列)
●歯と歯の間が空いている
●サ行などが発音しにくい
「空隙歯列(くうげきしれつ)/正中離開(せいちゅうりかい)」である可能性があります。あごと歯の大きさが合っていない場合や、そもそも生えてきている歯が足りないことや、舌癖が原因となる可能性もあります。
歯と歯の間に隙間ができてしまっている状態なので発音がしにくく、見た目もよくありません。
矯正歯科治療とは?
欧米諸国と比べ、日本の矯正歯科治療の現状は、まだまだ一般社会に浸透しているとはいえません。そのために、歯に装着する装置は「なるべく目立たない物を」という需要が多いのです。矯正歯科治療を受けていることを知られたくない、見られたくない、と思う人が多く、これは矯正歯科治療を"審美""美容"と混同して考えられる方がいるためではないでしょうか。
視力矯正のために眼鏡やコンタクトレンズを装着することに抵抗がある人は、現代ではそれ程いないのではないでしょうか。矯正歯科治療も同じことです。眼鏡やコンタクトがブラケットやワイヤーだと思ってください。視力矯正--歯列矯正、言い方を変えれば我々矯正医が行なっていることは「歯力矯正」ですね。
歯並びを良い状態にしていく矯正歯科治療は、審美、美容を主たる目的としているのではなく、咀嚼、咬合、いわゆる"正しい噛み合わせに導くこと"が第1の目的です。当然、審美、美容も配慮して治療計画は立てられます。日本歯科医師会が掲げている、80歳で20本の歯を残そうという『8020運動』(ハチマルニーマル運動)を実現するために、さらに"8024""8028"となれることを目指していくことが我々矯正歯科医の役割と考えております。
大人の矯正ガイド
矯正歯科治療で美しい顔になれる?
矯正歯科治療によって歯並びが整うと、横顔のラインも変わります。E-ライン(エステティック・ライン)という鼻の先端とあごの先端に接する線に唇を近づけることによって美しくなります。
東洋人の骨格では、このラインに上の口唇が接し、下唇がやや出ている状態が美しいとされています。ですから、矯正治療を行うと、歯並びだけではなく口元もすっきりし、表情にも変化が現れます。
大人になってからでも矯正歯科治療はできますか?
「歯科矯正は大人になってしまうとできない」そう思っている方はいませんか?いえいえ、矯正歯科治療に年齢制限はありません。歯周病などでグラグラになっていない限り、歯がありさえすれば何歳でも矯正歯科治療はスタートできます。
ただし、悪い噛み合わせを何十年も放置していた結果、治療が困難になってしまう場合もありますので、できるだけ早く治療を開始することをお勧めいたします。
ここ数年ではオシャレや美容に気を使う女性はもちろん、ビジネスチャンスをつかむため、ビジネスマンの男性の間でも矯正歯科治療が定着しつつあります。
子どもの矯正ガイド
子どもの矯正を始めるタイミングとは?
一般的には6歳から7歳、永久歯の前歯と奥歯が生えてくる時期に、あごの変形が強いケースなどでは幼児のうちに一度ご来院をお勧めしています。お子さんの口もとが気になるのでしたら、何らかの対策を講じた方が良いと言えるでしょう。
とはいえ、顔が一人ひとり異なるように、歯やあご、そして心の成長はお子さまによって千差万別です。早い時期に矯正を始めたほうが良いお子さんもいれば、しばらく成長を待ってから始めたほうが良いお子さんもいます。
ただひとつ言えることは、骨格の不調和をそのままにしておくと、5年後・10年後には不調和がさらに大きくなってしまい、その結果、矯正歯科治療も難しくなってしまう場合があります。もし、お子さんの歯並びが気になるようでしたら、なるべく早めに矯正専門医院を訪ねてみることをお勧めいたします。
子どもの頃から矯正歯科治療を始めるメリットを教えてください
永久歯が生えるスペースが足りない場合、奥歯を後ろに移動させたり、あごの横や前への成長を促すことによりスペースができることがあります。早期治療により将来的に永久歯を抜歯せずに本格矯正(ワイヤーによる矯正)ができる可能性が高くなります。
また、早期に治療を始めることで、固定式装置を付ける期間が短くなることもあります。あごの成長をコントロールしたり、永久歯を正しい位置に生えるように導くことにより永久歯列になってからおこなう本格矯正が簡単で期間が短くなったり、必要なくなる場合があります。
子どもの治療の流れについて教えてください
子どもの矯正の場合、はじめからワイヤーの装置を付けて治療をスタートするわけではありません。小児矯正は大きく分けて、2つのステップに分かれます。
●ステップ1/第1期治療(学童期)
この時期は、成長とともに状態を悪化させる要因を取り除き、その後の成長発育ができるだけバランスのとれたものになるように軌道修正をする期間をいいます。本人の成長力を引き出すことで、大きな効果が期待でき、幅広い治療が可能な時期です。第1期治療がうまくいくと第2期治療では永久歯を抜かずに治療ができる可能性がグッと高くなります。
また、ケースによっては第2期治療が不要になることも考えられます。
●ステップ2/第2期治療(中学生以降)
大人の矯正と同じになります。上下すべての歯にブラケットを装着し全体の噛み合わせを改善し、仕上げる治療となります。
第1期治療でかなり良い結果が得られれば、部分的に治せば良い場合もあります。
※初診時に永久歯が生え揃っている方は第2期治療からとなる場合もあります。
矯正中の虫歯予防について
矯正治療中の虫歯は誰もが心配することのひとつです。
虫歯ができてしまうと虫歯治療をするために、矯正治療を一時中断しなければなりません。そうなるとせっかく動いた歯がまた元の状態に戻ってしまい、いままでの治療が無駄になってしまいます。限られた時間の中で確実な矯正治療を行うために、矯正治療中の虫歯予防はとても大切なことです。
ブラッシング指導とフッ素の応用
当院では矯正装置を取り付ける前に、ブラッシング指導を行っています。
フッ素を塗ったりうがいをしたりする事で歯質を強化し、虫歯になりにくくしてくれます。とはいえ、フッ素塗布をしたからといって完全に虫歯を防げるわけではありません。何よりも大切なことは日ごろのプラークコントロールです。患者さんご自身で歯みがきをしっかり行い、フッ素入り歯磨き剤の使用やフッ化物洗口剤を併用する事で、フッ素塗布との相乗効果が期待できます。
かかりつけ歯科医院を持たれてください
当院への来院が、御自身の普段通院されている「かかりつけ歯科医院」よりの御紹介の方は問題ありませんが、そうでない患者さんは是非「かかりつけ歯科医院」を持たれてください。
当院におきましてもカリエス(虫歯)や歯周病等についても注意を払いますが、やはり限界はあります。1人の目よりも2人の目、3人の目とあなたを見守る目、チェック機構は多ければ多い程良いのです。
何の症状もなくても、かかりつけ歯科医院へは6ヶ月〜1年に1度は受診してください。症状が出ていない場合の診療は自費治療になりますが、保険治療で何回も通うよりは結局は安くなると思います。
スピードよりも完成度を重視します
●当院が持つ技術と矯正装置を駆使した治療
矯正歯科治療は虫歯の治療に比べると、治療期間が比較的長くかかります。その間、口の中に矯正装置を入れているので、できるだけ早く終わりたいと思っている方も多いことでしょう。
当院の矯正治療は治療のスピードよりも、良い噛み合わせをつくることを重視しています。なかには1年程度で治療が終了する患者さんもいますが、基本的に表側矯正で1〜4年程度の期間が必要になります。
矯正治療の目的は、見た目を美しくするだけではなく、良い噛み合わせを得ることにあります。美しく、よく機能する素晴らしい口もとをつくるために、ご了承を頂ければと思います。
矯正治療の流れ
初診(相談)/約1時間
お口の中を診察させていただき、矯正歯科治療の概要をご説明いたします。納得のいく治療を行うために、この時点で不安なことや疑問に思うことがございましたら、遠慮せずにおっしゃってください。
精密検査/約1時間
お口やお顔の写真、歯列の模型(歯の型とり)、噛み合わせ、歯や頭や顎骨のレントゲン写真など、診断に必要な資料を採らせていただきます。(この時点で検査料金をいただきます)
矯正診断/約1時間
検査の結果をもとに、分析・診断と治療方針・矯正料金等について詳しくご説明いたします(料金はかかりません)。なお、治療方針および矯正装置の種類は患者さんのご要望をお聞きした上で、決定します。
治療開始/約30分~45分
一番最初は歯磨き指導を行ないます。診断の結果、抜歯が必要な方は、装置装着後に抜歯をおこないます。
毎月の調整/約30分~1時間
約月1回のペース(お子さんの場合は1〜2か月に1度)、で通院していただき、装置の調整をおこないます。また、必要な場合は再度ブラッシング指導をおこなうことで、治療中の虫歯・歯周病予防のアドバイスをさせていただきます。
保定/約30分
歯を動かす動的治療を終えると、後戻り(移動する前の位置に戻ること)を防ぐために歯を固定させるための保定装置(リテーナー)を使います。その後、数ヶ月に一度、最終的には6ヶ月〜1年、定期的に来院していただき、装置の調整や指導、メンテナンス等を行います。
治療を始める前にお守りいただきたいこと
●矯正歯科治療は自分の努力で治すもの
残念ながら、矯正歯科治療は、歯に装置を装着していれば、自然に治ってしまうというものではありません。一番大切なことは、患者さん自身が治療を受けよう、治そうという"意志"を持つことです。
小さなお子さんはそこまで考えて来院されることはあまりないですから、せめて「治療を受けるのはいやだ」と思っていないことが最低条件です。特に子どもの治療には取り外し可能な装置を使用することが多いので、自分自身で装置の管理や装着をしてもらうことになります。
また、装置の装着やワイヤー交換などは我々が行いますが、指示されたことをきちんと行ってもらうのは、毎日の患者さんの仕事となります。少し極端な言い方ですが、矯正歯科治療は『患者さん自身が自分で治すもの』と考えていただければ、より一層納得のいく治療結果が得られるハズだと思っております。
ほかにも、しっかりと噛み合う整った歯並びをつくるためにも、以下の点について、ご注意をお願いいたします。
来院時間の厳守
患者さんご自身の治療に影響を与えるだけでなく、ほかの患者さんにもご迷惑がかかりますので、お約束の時間までにご来院ください。もし、ご予約の時間に遅れる場合には、ご連絡頂ければ助かります。
決められた装置をしっかり使う
治療計画に基づき装置を決めています。正しく使用することで計画通りに矯正ができます。また、治療期間が短縮できる場合もありますので、必ず、矯正医の指示通りにお使いください。
しっかり歯を磨く
矯正治療中は歯ブラシがあたりにくく、キレイに汚れが落ちないことがあります。また、歯並びがキレイになっても、きちんと磨かなければ、虫歯や歯周病になってしまいます。いつまでもキレイな歯を保つためにも、しっかりと歯を磨いてください。
目立ちにくい矯正治療
●目立ちにくい矯正装置を使用
「人と接する仕事をしているので、矯正装置が見えるのは困る」「誰にも知られずに矯正治療をしたい」こんな心配をしている方はいらっしゃいませんか?
患者さんが心配されるのはごもっともで、歯の表面にブラケットとワイヤーを取り付けるため、口を開けると装置が目立ってしまいます。
当院ではブラケットはメタル(金属)と目立ちにくいセラミックやプラスチックの装置をご用意しています。セラミックやプラスチックは白や透明でできていますので、歯の表面に取り付けても目立ちにくいので、見た目を気にされる方でも矯正治療を受けていただけます。
【マウスピース型矯正歯科装置】 イークライナー (クリアアライナー)
●目立ちにくいマウスピース型矯正歯科装置「イークライナー」
●技術を駆使した矯正治療
矯正装置にはブラケットとワイヤーを使った装置や歯の裏側に取り付ける目立ちにくいものなど、さまざまな種類があります。その中でも、見た目を気にされる方にお勧めしたい矯正装置は、クリアアライナーです。
クリアアライナーはマウスピース型の矯正装置で、透明なプラスチックでできていますので、目立ちにくくなっています。そのため、他人の目を気にすることなく矯正治療を進められます。
当院が持つ技術を活かし、歯を調整しながら、一人ひとりの患者さんに合った矯正治療を行っています。なお、症例によっては適用できない場合もありますので、ご相談下さい。
クリアアライナーは、もともと韓国の金泰元先生が基本的なコンセプトを開発し、渡辺和也先生(渡辺矯正歯科/吉祥寺開業)と当院院長/平岡修が日本に紹介した装置です。日本のクリアアライナーの草分けとして治療を行ってきたこの分野のエキスパートです。
そして、従来のクリアアライナーが改良され、「イークライナー(3Dデジタル クリアアライナー)」が生まれました。
治療中に気を付けていただきたいこと
よりよい治療結果を出すために次の注意事項を守り、正しくお使いください。
●食事と歯みがき中はイークライナー(クリアアライナー)を取り外してください
●睡眠時間も含め1日20時間以上、装着してください(食事中は取り外します)
●熱に弱い素材のために、熱いものには注意して下さい
●透明で薄い装置のため、変形・破折・紛失にご注意ください
小児矯正で使用する装置
プレート(拡大床など)
●外出時などに取り外せる矯正装置
ネジの力により、あごを拡大する取り外し式の装置です。取り外しできることが、拡大床のメリット。お子さんがご自宅にいる時や、寝ている時に使用するだけでも、あごの成長を促し、歯並びを整えることができます。学校に装置を付けて行くかどうかは本人と保護者にお任せします。ただし長時間使用して頂く方が短期間で効果が出易いです。
ビムラー
●就寝時と昼間数時間の使用で自然な歯並びに
混合歯列期(乳歯と永久歯の混在している歯並び)の反対咬合(受け口)の子供に使うことが多いです。就寝時と装着可能な昼間の使用で自然な歯並びに整えていきます。
バイオネーター
●"出っ歯"を改善
上顎前突(出っ歯)や過蓋咬合(噛み合わせが深い)の子供に使っています。時間は掛かりますが、良く効く装置です。
【当院の特長】当院は舌側矯正を行っていません
●舌側矯正装置はデメリットもある
患者さんから「歯の裏側から矯正する方法はありませんか?」と質問されることがあります。目立ちたくないというお気持ちは充分理解できます。
大変申し訳ございませんが、当院では現在舌側(裏側)矯正は行っていません。この装置は歯の裏側に器具を装着するため調整が難しく、表側矯正に比べると、発音しにくかったり歯が磨きにくい、料金が高くなるなどのデメリットもあります。
たしかに、矯正装置が見えないこと自体は大きなメリットです。しかし、よく考えてください。治療が終われば、必ず装置を取り外せるのです。決して一生付けているものではありません。
これらの理由から当院では舌側矯正装置は扱っていませんので、ご理解いただければ幸いです。
痛みに配慮した矯正治療
●弱い力で動かすライトフォース
●摩擦による口腔粘膜の痛みにはワックスやシリコンをお渡します
矯正治療はブラケットと呼ばれる特殊な装置とワイヤーを使い、歯に力を加えながら歯並びを整えていく治療です。
治療中はワイヤーの力で、歯が浮いたような不快感や強い痛みを覚えることがあります。もちろん、できるだけ患者さんに違和感を与えないよう、ワイヤーを引っ張る力を調整していますが、それでもまったく痛みを与えないとは言い切れません。
痛みや違和感、不快感は患者さんごとに異なります。軽い痛みですむ方もいれば、強い痛みがある、という方もまれにいらっしゃいます。
当院ではできるだけ痛みが出ない矯正治療を行うために、歯にかかる力を極力弱くする治療(専門用語で『ライトフォース』といいます)を行っています。矯正治療中の痛みには配慮を行いますので、遠慮なくお申し付けください。
ワックスで摩擦による口腔粘膜の痛みを軽減
●装置の上から被せるだけの簡単さ
矯正装置を取り付けた後、ブラケットが唇の粘膜にあたり、痛みや腫れ、出血を伴うことがあります。この痛みを軽減してくれるのが"ワックス"です。
使いかたは簡単で、細い棒状のワックスを小さくちぎり、ブラケットを覆うように付けるだけ。ワックスが蓋となり、摩擦を軽減してくれます。誰にでも簡単に使用でき、しかも歯科医療用のワックスですので、お口の中に入れても害のないものです。摩擦による口腔粘膜の痛みが気になる方は、我慢せずにおっしゃってください。
抜歯・非抜歯は診断を行い、判断します
●治療計画を練り、治療方法を提案
矯正歯科治療とは不適切な噛み合わせを、機能的・形態的にキレイに揃える治療です。そのためあごが小さかったり、歯が大きかったりすると充分なスペースが確保できず、治療結果にも影響を与えかねません。
これを防ぐためには抜歯をして歯が移動できるスペースを確保しなければなりません。とはいえ健康な歯を抜くことに対して抵抗を感じている方も多いはずです。
そこで当院ではできるだけ抜歯をしない治療を心がけていますが、患者さんのお口の中をさまざまな角度から検討し、抜歯または非抜歯等様々な治療方法を提案します。そしてあごの骨と歯の動きに合わせた治療計画に基づき、治療を進めていきます。
特に低年齢のお子さんの場合には、成長とともにあごを大きくさせることができる場合が多いので、早期治療を行なうことでより抜かずに治療を行なえる可能性が増します。
ときには抜歯が必要になることもあります
●審美性・機能性に優れた咬合を提案
●必ずメリット・デメリットをお伝えします
当院では非抜歯矯正を心がけているとはいえ、すべての患者さんが歯を抜かずに矯正治療が行えるわけではありません。お口の中の状態やあご・歯の大きさによっては、やむを得ず歯を抜かなければならないこともあります。ただし、その場合にも最小限の抜歯に留める努力をしています。
抜歯をすることで歯列に余裕ができると、歯がスムーズに動くようになります。結果として円滑に治療を進めることができるのです。また、きちんと歯列に納まりますので、美しい歯並びとバランスの取れた噛み合わせに導いてくれます。
もちろん事前に抜歯・非抜歯のメリット・デメリットをご説明しますので、ご納得いただいた上で抜歯を行っています。万一、ご納得いただけない場合は、無理強いはいたしません。まずは、ご相談ください。
ようこそ!平岡矯正歯科へ
数ある歯科医院の中から、当院を選んでいただき、ありがとうございます。
私たち平岡矯正歯科は平成13年、東京都新宿区に歯列矯正専門の矯正歯科クリニックとして開院しました。現在、地元の方はもちろん、遠方からも多くの患者さんが来院しています。これからも、緊張感を持って患者さん一人ひとりと接していくことをお約束いたします。
【当院の特長】矯正歯科治療の経験と知識を持つエキスパート
当院の院長は東京歯科大学を卒業後、さらに同大学で矯正治療を学んできたエキスパートです。約25年のキャリアを持ち、これまでに数多くの矯正治療を行ってきました。さまざまな経験を積みつつも、常に新しいスキルを身につけるために、定期的にセミナーや学会に参加しています。
【当院の特長】矯正歯科治療の経験と知識を持つエキスパート
●院長は矯正歯科治療の専門家
●25年のキャリア
矯正歯科は"歯科医師免許"があれば診療科目として掲げることができます。そのため歯科医師であれば、誰でも矯正治療ができると思っている方が多いようです。
しかしながら、矯正は歯科治療の中でも特殊な分野です。患者さんが抱えている問題点を探り、整った歯並びとバランスの取れた噛み合わせに導くには、技術・知識が求められてきます。
当院の院長は東京歯科大学を卒業後、さらに同大学で矯正治療を学んできたエキスパートです。約25年のキャリアを持ち、これまでに数多くの矯正治療を行ってきました。さまざまな経験を積みながら、異なるスキルを身につけるために、定期的にセミナーや学会に参加しています。
こうした数多くの経験、さまざまな勉強会・セミナーで培ったテクニックを消化・吸収し、患者さんの身体に負担がかからないような矯正治療を目指しています。
抜歯・非抜歯は診断を行い、判断します
当院ではできるだけ抜歯をしない治療を心がけていますが、患者さんのお口の中をさまざまな角度から検討し、抜歯または非抜歯等様々な治療方法を提案します。そしてあごの骨と歯の動きに合わせた治療計画に基づき、治療を進めていきます。
患者さんと二人三脚で行う矯正治療
●患者さんの納得なしでは適切な矯正歯科治療は行なえません
「すべて歯科医師に任せておけば、自然と症状は治る」と思われている方はいらっしゃいませんか?確かに治療を行うのはドクターです。とはいえ厳密に考えると、患者さんの協力なしでは、よい矯正治療は行えません。
そもそも治療というものは、患者さんご自身が「治したい」と思う気持ちと、根気よく治療を継続する患者さん自身の努力がなければ成立しません。すべてにおいて患者さんが納得できなければ、やる気も薄れてしまうでしょう。
こうした患者さんのやる気・努力がないまま治療を進めれば、たとえドクターがベストを尽くしたとしても、必ずしも良い結果を得ることはできないでしょう。
良い治療は患者さんの協力があってこそ、初めて成り立ちます。美しい歯並びとバランスの取れた噛み合わせをつくるために、一緒に目標を目指しましょう!
痛みに配慮した矯正治療を目指す
当院ではできるだけ痛みが出ない矯正治療を行うために、歯にかかる力をできるだけ弱くする治療(専門用語で『ライトフォース』といいます)を行っています。矯正治療中の痛みには配慮を行ないますので、遠慮なくお申し付けください。
治療前のカウンセリング
●治療前の事前カウンセリング
●納得できるまで時間をかけて説明します
患者さんが納得のいく治療を受けるためには、治療前のカウンセリングが重要です。当院では矯正治療におけるメリット・デメリットをすべてご説明しています。もし、患者さんの同意を得られなければ、無理に治療をすすめることはありません。
たとえば、カウンセリング時間はたっぷり1時間。分からないことや疑問に思うことがあればそのままにしておかず、どんどん質問してください。ご納得いただけるまで、とことんご説明いたします。
場合によっては、歯やからだ全体の話を、時間をかけてお伝えすることもあります。どんな小さなことでも結構ですので、お気軽にご相談ください。
スピードよりも完成度を重視します
当院の矯正治療は治療のスピードよりも、良い噛み合わせをつくることを重視しています。なかには1年程度で治療が終了する患者さんもいますが、基本的に表側矯正で1〜4年程度の期間が必要になります。
矯正中の虫歯予防について
虫歯ができてしまうと虫歯治療をするために、矯正治療を一時中断しなければなりません。そうなるとせっかく動いた歯がまた元の状態に戻ってしまい、いままでの治療が無駄になってしまいます。限られた時間の中で確実な矯正治療を行うために、矯正治療中の虫歯予防はとても大切なことです。
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